成り立ち
最初の大会は2024年に始まりました。Gomaと英国に分けた審査パネルが同じロットのサンプルを評価し、Lake Kivu周辺の協同組合が用意したコーヒーを海外ロースター向けの販売へ進める方式が採られました。初回終了後には年次開催を目指す方針が示され、翌年以降も開催されています。2026年は第3回に当たり、London、New York、Seoul、Gomaを含む複数地域で審査や関連企画が組まれました。
この仕組みは、国全体のコーヒーを一括して格付けするものではありません。開催年ごとに参加した協同組合と提出ロットを対象とし、国内審査と国際審査の結果に応じて販売経路を分けます。上位ロットを競り上げるオークションだけでなく、別枠のロットを定価型のオファーリストで提示する場合もあります。
審査と販売
出品ロットは、協同組合やウォッシングステーション単位で識別され、品種、精製方法、重量、標高などの情報とともに提示されます。購入希望者はサンプルを取り寄せ、オンライン販売プラットフォームへの登録とアクセス承認を経て取引に参加します。オークションでは一定時間の公開入札後、終了間際の入札に応じて締切を延長する方式が使われます。オファーリストは競売とは別の購入導線であり、両者の対象ロットは同一ではありません。
販売価格には産地から最終保管地までの費用がすべて含まれるとは限りません。開催回の条件により、買い手は落札代金に加えて集約輸送、輸入、保管などの費用を負担します。参加ロット数、審査拠点、輸送先、取引条件は年ごとに変わるため、個別大会の数量や日程は各回の公式カタログと取引規約で確認する必要があります。
運営の範囲
African Coffee ConnectとCongoAgri Platformは共同運営主体として紹介されていますが、BOCC自体を独立した法人として示す資料はありません。また、カタログに表示される協同組合名は出品主体を識別するための名称であり、それだけで法人格、所有関係、個々の生産者を確定することはできません。主催者は品質、トレーサビリティ、生産地域への価値還元を目的に掲げていますが、これらはプログラム側の説明であり、開催ごとの成果を示す第三者評価とは区別されます。

