基本工程
完熟果の選別後、パルパーで外皮と果肉の大部分を除きます。パーチメント表面に残る粘着性のミューシレージは、槽内で一定時間置いて分解させた後に洗い流すか、機械的な摩擦で除去します。その後、パーチメントコーヒーを乾燥場、アフリカンベッド、機械乾燥機などで保管可能な水分まで乾かし、通常は乾燥後に脱殻して生豆にします。発酵時間は気温、水温、標高、熟度、微生物、槽の形状に左右されるため、固定時間だけで終了を判断できません。
他の精製方法との境界
Natural Processは果実を丸ごと乾燥してから外皮などを除きます。Honey Processは果皮と果肉を除いた後も、ミューシレージの一部または全部を残して乾燥します。Washed Processは乾燥前にミューシレージを十分に除く点が中心的な違いです。Wet-Hulled Processも途中で水や発酵を使う場合がありますが、湿ったパーチメントを通常より早く脱殻し、その後に生豆を仕上げ乾燥する工程を含むため、通常のWashedとは別に扱われます。
表示から分かること
Washedという表示は、果実層を乾燥前に除く工程群を示すもので、発酵容器、使用水量、乾燥速度、品種、産地まで指定する規格ではありません。しばしば明瞭な酸やクリーンな風味と結びつけて説明されますが、実際の官能品質は原料の熟度、衛生、発酵管理、乾燥、保管、焙煎にも左右されます。処理名だけで風味の強さや品質点を保証することはできません。
