創業と家族経営
Rusty Obraと妻のLorie Obraは、米国本土での仕事を終えた後、Rustyの家族と縁のあるPāhalaへ移りました。夫妻は周辺で始まっていたコーヒー栽培を知り、1999年に借りた農地へ苗木を植えました。当初は他の農園から集めた苗を育てながら栽培と精製を学び、Kaʻū産コーヒーが独立した産地名で評価される以前から事業を続けてきました。
Rustyの死後はLorieが農園の運営を継続しました。その後、娘のJoan Obraとその夫Ralph Gastonらが加わり、家族で生産と販売を担う体制が形づくられました。Rusty、Lorie、Joanはいずれも同じ事業の歴史に関わりますが、Rustyは創業者、Lorieは共同創業者で後継の運営者、Joanは次世代の運営者という関係です。
農園から焙煎まで
Rusty’s Hawaiianの特徴は、生豆の栽培だけでなく、収穫後の選別、乾燥などの精製と焙煎までを自ら行う点にあります。農園はMauna Loa南斜面のKaʻūにあり、複数の品種や精製方法を扱ってきました。収穫量や販売商品は年ごとの作柄と在庫に左右されるため、特定の品種、価格、受賞歴を恒常的な商品構成として見ることはできません。
事業名は個人農園だけを指す場合と、ミル、焙煎、オンライン販売を含むブランド全体を指す場合があります。現在の公式案内はRusty’s Hawaiianをcoffee farm, mill and roasteryとして説明しており、Kaʻūで生産されたコーヒーを収穫後の工程から販売までつなぐ事業として位置づけています。

