選出と紹介
ACEの公式ページでは、Cup of Excellenceで複数回の入賞を重ねたことを選出の中心条件として説明しています。紹介内容には、生産者名、農園、国・地域、栽培品種や精製方法、過去の入賞回数、農園の歩みが含まれます。2025年版では6カ国の生産者を取り上げ、2026年版では前年から継続する6人に新たな6人を加え、計12人を6カ国から紹介しました。年ごとに顔ぶれや出品内容は変わりますが、過去の実績を一度だけ表彰して終えるのではなく、継続して生産者の歩みを示す構成になっています。
Cup of Excellenceとの関係
Cup of Excellenceは、生産国ごとの品評会と入賞ロットの国際オークションを組み合わせたプログラムです。Legends of Excellenceは、その年の競技会や受賞ロットを決める部門ではありません。Cup of Excellenceで長年にわたり成果を積み重ねた生産者を、年次のクラスとして改めて紹介する顕彰企画です。このため、ある年のLegendsへの選出と、その年の各国Cup of Excellenceにおける順位は分けて見る必要があります。
コーヒーと慈善活動
各年の紹介は生産者プロフィールに加え、選出者が提供するコーヒーとオークションを結び付けています。2025年版にはコーヒー、オークション結果、慈善事業の情報が掲載されました。2026年版では12人が各1箱のコーヒーを提供し、ACEは落札額を生産地コミュニティの社会事業と世界のコーヒー教育へ半分ずつ配分すると説明しています。オークションの日時、ロット数、重量、価格、寄付先は年次ごとに設定される条件であり、称号そのものの恒久的な定義ではありません。
運営上の位置づけ
Legends of ExcellenceはACEのオークションや生産者紹介と連動しますが、ACEという組織、Cup of Excellenceという競技会・市場接続プログラム、個々の慈善オークションはそれぞれ役割が異なります。ACEは企画と取引基盤を担い、Cup of Excellenceの蓄積された競技実績が選出の根拠となり、年次オークションが選出者のコーヒーを買い手へ届けます。名称を使う際は、継続する顕彰企画と、特定年・特定会場のオークションを区別することが大切です。

