創業と焙煎体制
2011年6月に恵比寿で創業し、2013年3月に自家焙煎を始めました。2015年には初の焙煎所併設店「猿田彦珈琲 アトリエ仙川」を開き、2017年に大型焙煎拠点を備えた「猿田彦珈琲 調布焙煎ホール」へ焙煎拠点を移しています。この経緯は、小規模な店舗から出発したブランドが、店舗数や販売経路を広げながら自社の焙煎能力を整えてきたことを示しています。
現在は提供場所や用途にかかわらず、扱う豆を自社で焙煎しています。焙煎は個人の判断だけに委ねず、チームで評価基準を共有する体制を採用しています。生豆は温度と湿度を一定に保つ専用倉庫で管理し、焙煎豆は焙煎直後と翌朝にカッピングを行って、時間経過による風味の変化まで確認すると説明しています。こうした工程は、複数の店舗や卸先へ継続的に供給するための再現性と品質管理を支えるものです。
調達から提供まで
猿田彦珈琲は、品質管理を生豆の調達、焙煎、抽出まで連続した工程として捉えています。生産者や生産国の輸出業者と直接交渉するダイレクトトレードを行い、品質に基づく価格の支払いと長期的な関係づくりを方針に掲げています。公式説明では、安定した調達だけでなく、生産現場との品質に関する議論や継続的な改善も目的に含まれています。また、利益の一部を国際研究機関World Coffee Researchへ寄付するとしています。
ブランドは「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」をコンセプトに掲げています。


